iPhone／iPad／iPod Touch向けの電子書籍ストアアプリ「グリフォン書店」にて、家田荘子・著の『信じることからはじまる愛』の配信が開始された。

　この作品は、2002年2月に集英社より刊行された文庫本の電子書籍版。

著者自身の経験を例にしながらも、さまざま恋のカタチ、手に入れた恋愛に対する不安など、恋愛に悩む女性へのメッセージが込められた恋愛エッセイである。

　なお、今回配信された「グリフォン書店」での電子版では、時代性に合わせて全面的に改稿が行なわれており、10代、20代の若い世代でも共感できるような新しい内容に生まれ変わっているという。

（目次）
1 愛するほど心はなぜすれ違うの？
　“ものわかりのいいふり”から不幸は始まる
　重複恋愛はカッコいい？
　「お金を貸したら最後」のタイプ
　「嫌われたくないから」の間違い
　彼のあいまいさを見抜くポイント
　二番目の女でもいい」恋
　無責任な彼でもあきらめきれないなら
　「彼しか見えない生活」の先にあるもの
　平気でお金を借りられる男って…
　“突き放す”勇気

2 「抱かれる幸せ」「抱かれない幸せ」
　体で愛情をはかる危険
　押し切られても、押してもダメ
　体の相性はどこまで大切か
　泣いてあやまる男ほど同じ過ちを繰り返す
　恋の進展と体の関係
　つきあっているのに抱こうとしないのは
　本命を裏切ってしまったら
　“中絶”という名の切り札
　抱きたい、抱かれたいタイミング
　セックスと病気の大事な話
　セックスしたとたん失うもの
　男にとっての性的魅力とは

3 本心をそっと読むキーワード
　「私のことをどう思っているの？」
　彼が去ってしまうひと言
　浮気の虫の対処法
　セックスレスになる二人、ならない二人
　「信じたいのに信じられない」時の考え方
　まず会話ができる仲になるには
　「もっと彼のそばにいたい」場合
　話し下手なら聞き上手に
　思いやりのある隠し事
　欠点こそ愛嬌に変えられる
　直球でダメならカーブでいこう

4 “別れて正解”の恋もある
　やさしくなった彼ほど二股が多い
　「浮気の質」を確かめる方法
　彼にとって一番の女性になる
　マザコンにはこの手
　一方的な別れ話がやって来たら
　なぜ相手の心は離れたか
　気持ちが盛り上がる時期、止まる時期
　遠距離恋愛のタブー
　嫉妬心はしまい込まずに
　“縁”のズレ
　「辛さ」を断ち切るためのけじめ
　家族の反対への覚悟
　「子連れだから」と言われた原因

5 この愛の欠点が見えてきたら
　欠点をクセにする前に
　先にズボラになるが勝ち
　ギャンブルにはまる彼の操縦法
　結婚したらダメになる時
　“風船男”は最初が肝心
　マザコンな彼の愛し方
　すでに結論が出ているケース
　相手を許せるか、許せないかの間には

6 「私だけの彼」という誤解
　いつわりの恋
　こんなコが遊ばれやすい
　甘い言葉への疑い
　刺激と安定、どっちを選ぶ？
　彼と奥さんの愛の深さ
　友だちを取るか、彼を取るか
　“言葉の裏”のチェック法
　「私のことを誰よりも大切にしてくれる」ってホント？
　奥さんにばれてもなお愛せるか
　“愛されている”という勘違い
　いまの自分を鏡で見てみると
　“ひとり占め”の裏表

7 それでも、その人でいいの？
　トラブルから見えてくるもの
　うまくいく恋の兆候
　長男長女はここを見定める
　結婚前、結婚後
　現実の生活に踏み出す前に
　「出逢い方」にこだわる人へ
　親か彼かの選択肢
　百パーセントの信頼じゃなくていい
　迷うことの意味
　後悔のない愛を生き抜くために

　家田荘子の恋愛エッセイとしては、すでに第1弾『その愛でいいの？』、第2弾『愛していればいいの？』、第3弾『愛は変わるの？』が配信されている。花の写真をあしらった表紙デザインで統一されており、シリーズとしての特徴を色濃く打ち出しているが、厳密に言えば“続きもの”ではなく、どの作品から読み始めても問題ない内容である。

【関連サイト】
・グリフォン書店
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