プレスリリース
Press Release
LINE社が提供するAIサービスの「CLOVA OCR」とDirectCloudが連携、請求書5万枚のテキストデータ化作業時間を約30%削減
※「DirectCloud-OCR」の活用方法イメージ
本連携により、大量の手書き・活字の請求書をDirectCloudの指定フォルダにアップロードするだけで、連続して高速なテキスト化が可能となり、CSVファイルとしてのエクスポートにも対応。読取り元のPDFファイルと、テキストデータ化したファイル、いずれも場所を問わずセキュアに活用できます。
<DirectCloud-OCR導入によって得られる主なメリット>
- AI-OCR単独で行う作業と比較して、連続的かつ高速なテキスト化を実現。請求書のテキストデータ化処理に50,000枚/月あたり11時間31分かかっていた作業では、作業時間を3時間11分削減(27.7%短縮)でき、省力化と生産性向上を実現
- DirectCloudに請求書データを格納することによる情報漏洩対
- 原本ファイルも同時に格納することでバックアップが不要、データ損失を防ぐ
DirectCloud-OCRによって、取り込み可能な請求書の項目は、改正電子帳簿法保存法の主要な記録項目も含まれており、「発行社名」「発行日」「合計金額(税込)」、「合計金額(税別)」「事業者登録番号(インボイス番号)」の5つとなります。大量のファイルを社内外でセキュアに活用するだけでなく、テキスト化したデータのCSVファイルへのエクスポートが可能です。また、API連携により指定のサーバーへ自動アップロードを行い、業務の自動化を実現します。
これにより請求書の読み取り/データ整理にかかる手間を削減し、省力化が可能です。さらには、暗号化アルゴリズムを実装した「DirectCloud-SHIELD」と併用することで、機密性の高い帳票を自動で検知。ラベルによる機密度の可視化だけではなく、ファイルの複製、編集、印刷などの情報の不正な持ち出しを防ぐことが可能です。
2022年1月に施行された改正電子帳簿保存法。2年間の猶予期間が設けられてはいるものの、2024年には完全義務化されることから、多くの企業が「書類のデジタル化」を進めると予測されます。DirectCloud-OCRの活用で、大量の手書き・活字請求書のアップロードから、テキストデータ化された請求書の保管、CSVデータ出力まで、一連のプロセスを自動化することができ、全社的な業務効率化、省力化を実現させます。
CLOVA OCRと連携したDirectCloud-OCR(β版)は、2023年2月1日より提供開始します。
DirectCloud-OCRの詳細は、こちらで確認できます。
■「CLOVA OCR」について
「CLOVA OCR」は、書類・画像に記載された文字等の情報をテキストデータへ変換するサービスです。読み取り項目を設定可能な「定型」、特定の様式に特化し事前学習済みの「特化型」、フォーマットが決まっていない書類をテキストデータ化する「非定型」、の3つのサービスタイプから、用途に合った最適なAI-OCRをご利用いただけます。OCRモデルの研究・開発経験豊富なチームが、日々ユーザーニーズを吸い上げながら製品改善を重ねています。
■「DirectCloud」について
DirectCloudは、株式会社ダイレクトクラウドが提供する高度なセキュリティと利便性を兼ね備えた法人向けクラウドストレージサービスです。ファイルを「保護する」「共有する」「活用する」といった3つの利用シーンに沿った、ハイブリッドワークや社外とのファイル共有を安全・円滑に行える機能を備えています。製品に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
■両社会社概要
会社名 LINE株式会社
所在地 東京都新宿区四谷一丁目6番1号 四谷タワー23階
代表者 代表取締役 出澤 剛
資本金 34,201百万円
設立 2019年12月
会社名 株式会社ダイレクトクラウド
所在地 東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋 7階
代表者 代表取締役 安 貞善
資本金 4億3862万4134円
設立 2004年 5月
■株式会社ダイレクトクラウドについて
株式会社ダイレクトクラウドは、“ストレージ運用の効率化でDXをサポート”をミッションに掲げ、レガシーシステムに縛られない、あたらしい働き方をサポートすべく高度なセキュリティと利便性を兼ね備えた法人向けクラウドストレージDirectCloudの開発・販売を行っています。NASやファイルサーバーをクラウド化し、運用管理を自動化・省力化したい企業のニーズに応え、ファイル共有や保管にとどまらないクラウドストレージの新しい可能性を提供し続けます。